ぼくの家は「世界遺産」 [地球のカタチ] (地球のカタチ)小松 義夫
白水社 刊
発売日 2007-11-14
比較文化論というよりは紀行集 2008-01-29
一つの切り口から地球の文化の多様性を描く「地球のカタチ」シリーズの中の一冊。この本の切り口は「住居」。他に「地図」「言語」「食」を切り口とした巻が出ています。
地球のカタチシリーズのコンセプトからは少々外れた内容なので、星三つとしました。その地域の気温・降雨量・生活様式などの考察がないので比較文化論にはなりえず、「世の中にはこんな家もあるんだよ」というトリビアに終わってしまっているところが残念です。
この本はむしろ「変わった家を見に行く紀行集」ですね。辺境の地に赴くにあたって生じる様々なトラブル(たとえばテロ・伝染病・飛行機が満席だった場合など)の予防・対処方法が詳しいので、ガイドブック的な価値も。
写真(口絵以外は白黒なのが残念)が素晴らしいので、次は同じ著者の写真集を見てみたいと思います。
何かぐいぐい引き込まれるというか、ぼくの家は「世界遺産」 [地球のカタチ] (地球のカタチ) という作品に地力があるのか、
私は自分で思ってたより、引き込まれてしまいましたね。
まあこの作品には色々な意見がるようなんですが、
私の周囲ではぼくの家は「世界遺産」 [地球のカタチ] (地球のカタチ) っていいよ!って意見が結構多いんです。
でも、何も反応が無いような作品より、こんな風に様々な意見があること自体がこの作品の力なんじゃないかな?と私は思ったりするんです。
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